大手AVプロダクションに所属するメリットとデメリットを解説します。
意外に知らないプロダクション選び、あなたに合ったAVプロダクションが必ず見つかります。
大企業と大手企業の違いって?
日本はさまざまな会社、企業があります。
その数およそ400万以上と言われていますが、その企業の規模は、資本金と従業員で定義されます。
中小企業の定義は法律で業種ごとに決められていますが、大企業には厳密な定義がありません。逆にいえば、中小企業よりも規模が大きければ大企業と呼ばれています。製造業なら3億円以上で従業員が300人以上いると大企業と言われています。
また、大企業とよく似た言葉として「大手企業」という呼び方もあります。大手企業と大企業は、言葉は似ていますが、それぞれ別のことを意味しています。
大手企業とは、企業の規模ではなく、業界内での知名度やシェア率が高い企業のことを指します。そのため業界の市場規模が小さければ、そのトップであっても大企業とならないこともあります。
大手AVプロダクションとは
現在、AV業界には、大小合わせて80社ほどの正規AVプロダクションがあります。そのほとんどが東京に本社を構えています。この中で業界トップと言われる大手AVプロダクションは、多くて5社ほどと言われています。
AV業界で大手AVプロダクションというとき、所属AV女優が多いAVプロダクションや、有名AV女優がたくさん所属しているAVプロダクションを指すことが一般的です。また80社の中で、大手と言われている会社の従業員は、ぜいぜい多くて20名ほど、所属しているAV女優は200名ぐらいです。
そもそもAVプロダクションは、会社法人ではあるものの実際に公開されている資本金はあくまでも自称です。そして売上高を公開している会社もありません。そもそも公開する義務もないのです。
もしオフィシャルサイトで公開しているとしても、実際には裏付けの取れないものですので、鵜呑みにしないようにしてください。
AVプロダクションの売上高や資本金もあくまで自称。つまりAVプロダクション同士の比較やランクづけも意味のないものなので、ネット上にある「プロダクションランキング」などのサイトに騙されないよう注意が必要です。
AV業界を知っている人は、どこが大手でどこが中堅か判断できますが、AV業界外の人は見極める方法がありません。これは風俗業やキャバクラなどと同じかもしれません。
そのため大手かどうか判断するには、オフィシャルサイトの雰囲気や過去に有名なAV女優さんが所属していたか、所属AV女優に売れ子はいるか、などの実績によって判断するか、業界関係者やAV女優に直接聞くしか、AVプロダクションの規模を見極める方法はありません。自ら、「業界最大手」「優良」と謳っているAVプロダクションもありますが、それもあくまでも自称なので、はたしてそれが本当かはわからないのが実態です。
その規模の客観的な裏付けがないAVプロダクションですが、特徴の見極めは簡単です。所在地、所属AV女優、営業方針です。
まずは所在地について。本社の場所は、応募した人がアクセスしやすいエリアかつ、クライアントであるAVメーカーと近いところにあることが多いですが、あまり辺鄙な場所にあるAVプロダクションは避けたほうが無難です。
また単体AV女優(プロ)をメインにマネージメントをしているAVプロダクションには、有名AV女優がたくさん所属していますし、企画AV女優が多くいるAVプロダクション、熟女AV女優が多いところなど所属女優の特徴は、業界初心者でもわかりやすいかもしれませんね。
営業方針に関しては、個々の考えがあるので正解や不正解はありません。ちなみにAVプロダクションそれぞれの特徴は違っても、取引をするAVメーカーなどのクライアントは、同じです。これは芸能人がさまざまな芸能事務所に所属していても、自分たちが出演するテレビ番組の数や放送局の数自体は、変わらないというのとまったく同じことです。
しかし、AV業界の市場規模からしても、世間でいう「大企業」ではありません。
この中で業界トップと言われる大手AVプロダクションは、多くて5社ほど。
大手AVプロダクションは、所属AV女優が多いAVプロダクションや、有名AV女優がたくさん所属しているAVプロダクションを指すことが一般的です。
大手AVプロダクションに所属するメリット
ここからは大手AVプロダクションに所属するメリットについて説明します。
まずはお仕事の数です。
AV業界のお仕事の流れは、大きく分けて2つあります。クライアントであるAVメーカーからAVプロダクションにキャスティングの依頼が来る場合と、AVメーカーから制作依頼を受けた監督や制作会社からAVプロダクションにキャスティングの依頼が来る場合の2パターンです。
いずれの場合も、企画AV作品では、1作品につき複数のAV女優が出演します。もしひとつの作品に10人のAV女優さんが共演すると仮定しましょう。その際、全員が別のAVプロダクションに所属していると、AVメーカーもやり取りが煩雑になってしまいます。そのため、AVメーカーは、大手AVプロダクションに一括して、「まとめて10人、キャスティングさせてください」というように、お仕事を依頼することが多いのです。
また「メインAV女優の●●ちゃんと他5名のエキストラ」といったように発注することもあります。
AVメーカーのプロデューサーも多忙なので、メインキャスト以外は、長年つき合いのある信頼のおけるマネージャーに「おまかせ」をすることも多くあります。そういった場合は、プロダクションのマネージャーの判断で、AV女優さんをキャスティングすることができるのです。
大人数で共演したり、エキストラとして出演する場合、いずれにしても身バレの可能性は少ないため、企画AV女優として頑張りたい方には大手AVプロダクションのほうが、稼げるチャンスが多いといえます。
またAV女優になる前においても、大手AVプロダクションのほうが中小よりも採用される確率が高いと言われています。しかしすぐに採用されるからといって、所属してお仕事がたくさん入るわけでないので注意が必要です。容姿、スタイル、お仕事条件でお仕事は決まるわけですが、それだけ人数が多くいると、毎日お仕事が入る人もいれば、所属してから一度もお仕事が入らずに辞めていく女性もいるのです。
企画AV女優の仕事の数の多さと、採用率の高さに加えて、もうひとつのメリットは「バーター」です。バーターとは、有名AV女優をキャスティングする代わりに、知名度の低いAV女優もセットで売り出したり、DVD作品に起用することです。いわゆるオマケ扱いですが、最初はバーターでもそこから有名AV女優となって活躍している人もたくさんいます。
大手AVプロダクションだからこそのメリットは数多くあるのです。
大手AVプロダクションに所属するデメリット
もちろん大手AVプロダクションにもデメリットがあります。
一番のデメリットはその競争の激しさです。前述したように大手AVプロダクションにはたくさんのお仕事の依頼があるわけですが、同時に所属している女優さんの数が多いので、すべての人に均等にお仕事の機会が行き渡るわけではないのです。
企業でたとえると、大企業は多くの優れた学生が就職する人材の宝庫である一方、競争も過酷です。企業内での出世争いで破れてしまい、出世街道から外れてしまうと、もはや立ち行かなくなってしまうのです。
そもそも大手AVプロダクションは、所属AV女優の数も多いので、マネージャーに顔を覚えてもらうのも一苦労、というところもあるようです。常に自分をアピールし続けないと忘れ去られてしまい、条件の良いAV女優さんに仕事が集中してしまうこともあります。
相当な自信がある方、競争してアピールしたいという方であれば、大手AVプロダクションをオススメしますが、そこまで自信がないという方は、中小のAVプロダクションのほうが、売れる確率が高まるのも事実です。学校であれば、ムリして難関校に入学して落ちこぼれになるよりも、中堅校でトップになったほうが、あなたの評価が高まるのと同じことです。
また大手AVプロダクションはどうしてもメジャー志向のAV女優さんが多いので、営業方針自体、メジャー路線に行きがちです。そのためバレずにこっそり稼ぎたいという方であれば、中小規模のAVプロダクションのほうが有利だと言えるでしょう。
まとめ
容姿端麗でスケジュールもフリー、そんな好条件の方なら、中小プロダクションでも、大手AVプロダクションでも成功するのは、明らかです。
というのも、あなたが出演するAV作品を撮るAVメーカーは、どのAVプロダクションにいても共通だからです。大手AVプロダクションに行っても、中堅AVプロダクションに行っても、営業するクライアント(取引先)は同じなのです。
またご自身がファンであるAV女優さんが所属しているAVプロダクションに入りたい、と思うのも自然なことです。ただ、もし自分がAV女優となった場合、その瞬間から好きなAV女優さんとはライバルの関係になってしまいます。当然、長く所属しているAV女優さんのほうが、会社への貢献度が高いため、より有利な条件のお仕事を得ることができます。そのため、あえて自分がファンのAV女優さんとは、別のAVプロダクションに所属してみるのもひとつの手かもしれません。
最後に。大手AVプロダクションのメリット、デメリットや中小のメリット、デメリットもありますが、非正規AVプロダクションにだけは応募しないようくれぐれもご注意ください。
もしもAVプロダクション選びに迷った際には、当サイトへお問い合わせください。正規AVプロダクションを無料かつスピーディーにご案内します。
このような時代だからこそ、少しでもAV業界に貢献したい。それが我々の願いでもあります。