どうせ入るならなら有名女優がたくさん所属している大手AVプロダクションの方が何かと有利、そう考えてしまいがちですが、意外な落とし穴もあるのです。
いいAVプロダクションとはどんな会社か?
「女優の運命はプロダクションによって決まる」でもお話しましたが、AV女優にとってプロダクションの選択は重要です。
どんなプロダクションに所属しているかによって、その女優が売れるか、売れないかは決まってしまうと言っても過言ではないほどなのです。
単体女優ならば、メーカーに対してどれだけいい条件で専属契約を結ばせるかに勝負はかかっていますし、企画女優や企画単体女優なら、どれだけたくさんの仕事を取ってこられるか、その営業手腕が問われます。
そしてメーカー側から見ると、良質な女の子をたくさん抱えているプロダクションこそが、いいプロダクションということになります。
メーカーが望むのは、とにかく出演作が売れる女の子です。メーカーとしては、いい女の子をいち早く自分のところに持ってきて欲しいと思っているのです。
好きなAV女優と同じAVプロダクションへ
最近は、自らネットなどでプロダクションを選んで応募したというAV女優が増えています。かつてのようにスカウトされたという子よりも、自分で応募したという子の方が主流になっているのです。
そうした人は、どうやって星の数ほどあるプロダクションの中から、最初に応募するプロダクションを選んだのでしょうか?
検索した時に、最初にサイトが出てきた会社だったり、サイトのデザインの感じがよかった会社を選んだ人もいるでしょうが、よく聞くのは有名な女優がたくさん所属している事務所を選んだという話です。
最近は女性でも顔や名前を知っているAV女優は珍しくないですし、女性がAV女優のファンになることもおかしくありません。
そうした売れっ子女優がたくさん所属しているプロダクションなら、安心だし、業界でも力を持っていて、営業力もあるのではないか。そう考えるのも自然でしょう。
大きなAV事務所はライバルのAV女優がいっぱい
しかし、ちょっと待ってください。有名女優がたくさん所属している事務所ということは、ライバルが多いという意味でもあります。
あなたがよほど、ずば抜けてルックスがよく、キャラクターも個性的だというなら別ですが、有名女優の中に埋もれてしまうという危険性もおおいにあるのです。
例えば、プロダクションのサイトの所属女優紹介のところでも、たくさんの有名女優が並べられた後に、一緒くたにその他扱いされて掲載されたとしたら、全く目立つことはできないでしょう。
またたくさんの女優を抱えるプロダクションの場合は、ひとりひとりのケアがおざなりになってしまいがちです。売れっ子にばかり力をさき、その他の女優はほったらかしということにもなりかねないのです。
当然、売り出しにも必ずしも力を入れてもらえるわけでもありません。個性にあった売り方をしてもらえない可能性も高いのです。
どんなAVプロダクションが自分に向いているのか?
プロダクションの中には少数精鋭主義を打ち出している会社もありますし、とりあえずたくさん採用して大人数を所属させるという考えの会社もあります。ビジネスライクなカラーの会社もありますし、アットホームなムードを大事にする会社もあります。
それぞれに一長一短があり、どういったタイプのプロダクションが優れているかを一言で決めるのは意味がないでしょう。
あなたに合ったカラーのプロダクションが一番いいということなのです。
ただし、プロダクションの公式サイトに掲載されている情報や、ネットで集められる評判だけで、実際のカラーを判断するのは難しいでしょう。本当のところは実際に所属してみないとわからないのかもしれません。
あえて選ぶためのヒントがあるとすれば、自分が「こんな感じの活動をしたい」と思う女優が所属しているプロダクションを選ぶというのはいいかもしれません。この時に注意しなければならないのは、あくまでも「自分が好きな女優」ではなく、「こんな活動をしたい」と思っている女優が所属しているプロダクションということです。