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AV女優の求人募集、AV事務所とAVメーカー、どちらに問い合わせすればいいのかな?

AV女優の求人募集、AV事務所とAVメーカー、どちらに問い合わせすればいいのかな?

アダルトビデオを制作、販売している AVメーカーや制作会社がAV女優を求人募集する切実な理由

AV女優の求人や募集について。

最近、AVメーカーやAV制作会社がAV女優を募集していることがあります。(AVメーカーはアダルトビデオを制作して販売する会社です。AV制作会社とは、AVメーカーから依頼を受けてAVを作る会社のことを指します)
通常、AV女優は、AVプロダクションに所属をします。AVプロダクションに所属することで、お仕事を紹介してもらってその対価(ギャラ)を稼ぎます。では、なぜAVプロダクションではなく、AVメーカーがAV女優を募集するのでしょうか?
今回は10年間、AVプロダクションに勤務していた筆者がそのカラクリについて詳しくお伝えしていきます。

なぜAVメーカーは本業ではないのにAV女優を募集するのか?

少し話は過去にさかのぼります。AV業界ができたばかりの1980年代には、AVメーカーとスカウトマンAVプロダクションは同じ会社でした。AVメーカーの一部としてAVプロダクションやスカウトマンは機能していたのです。しかし業界が大きくなるにつれ分業化し、別々のものになっていきました。現在ではAVメーカーとAVプロダクション、スカウトの仕事は別々です。

AVメーカーの本来の仕事は、AVを作ることです。なのになぜAV女優を募集するのでしょうか。その理由は2つあります。
1つはAVプロダクションを通さずにAV女優に仕事をお願いすると出演料(ギャラ)を抑えられるからです。AVメーカーは撮影をするとAVプロダクションに出演料を支払います。そしてAVプロダクションがマネージメント料や経費を引いた残りの分をAV女優に渡します。このときAV女優に渡る金額は、AVメーカーからAVプロダクションに渡った金額の約半分です。ちなみに現在では出演前にAVプロダクション・AVメーカー・AV女優の3者間できちんと契約書を交わすことが義務付けられています。
しかしAVメーカーがAV女優を募集して、直接お仕事をお願いすると約半分の量のギャラでAVを撮影することができるのです。

2つ目は、競合他社に勝つためです。AVメーカーは綺麗でスタイルの良いモデルさんをどのライバル会社よりも早く撮影して、自分たちでヒット作を作りたいと考えています。いわば早い者勝ちの状態です。
一方AVプロダクションは、とても綺麗でスタイルの良いモデルは、なるべく多くの出演料(ギャラ)を払ってくれるAVメーカーに紹介したいと考えています。AVプロダクションも自社の所属AV女優さんが、なるべく売れるような戦略を日夜考えているのです。
そうなると有利なのは、お金がいっぱいあって高いギャランティーを払えるAVメーカーです。そしてあまりお金を払ってくれないAVメーカーには、プロダクションはS級女優を連れて行こうとはしません。なかなかプロダクションがS級のAV女優を連れてきてくれないのであれば、あまり予算(お金)のないAVメーカーは「自分たちで直接AV女優を募集してS級の女優を見つけよう!」と考えているのです。
カンの良い方ならすでにお分かりですね。直接自分たちでAV女優を募集しているAVメーカーは、高いギャラを払うお金もなく、AV女優にとっては条件や待遇の良い会社ではないのです。これからAV女優になりたいAVの仕事をしたいと考えている人にとっては、AVメーカーの求人に募集するのは、決してお勧めできる選択肢ではありません。
AVメーカーはAV制作のプロです、撮影をしたり編集をしたり、コンテンツを作る技術にはとても優れていますが、AV女優をマネージメントするプロではありません。AV女優のマネージメントはやはりAVプロダクション以外にはできないと考えて良いでしょう。「もちはもち屋」というわけです。

なぜAVメーカーは本業ではないのにAV女優を募集するのか?

AVメーカーは採用率が最も低い!ほぼ合格者なしです。

AVメーカーに面接に行ったとしても、ほとんどの女性は不採用になります。なぜならその会社にとって「確実に売れる」女優さんしか採用しないからです。逆にいえば採用されたら確実にデビューできます。
AVメーカーにとって、評価基準はあくまで売上です。容姿やスタイルが良いとか、エロさやお仕事の内容ではありません。単に自社の商品が売れるか売れないかなのです。もしも自社の商品が売れなければすぐに解雇となってしまいます。もし一度、売れてもずっと売れ続けなくてはいけないのです。これは本人にとってもかなりのプレッシャーです。
またもし万が一、運良くAVメーカーの面接に合格し所属できたとしても所属できたとしても、出演できるのはそのAVメーカーだけです。
しかしAV業界全体に目を向けてみると、今の業界には、ありとあらゆるメーカーがあります。ロリ系女優を扱うメーカーもあれば、熟女専門のメーカーもあります。フェチ系に特化したメーカーもあります。しかしAVメーカーの求人に募集すると実際にお仕事ができるのはそのメーカーだけとなってしまうのです。もし尻フェチ系メーカーの求人の募集して、採用されたら、尻フェチ作品にしか出られません。女優さんにとっては、自分の稼ぐ機会を無駄にしているとも言えますね。
また各AVメーカーには予算があります。今月は100万円、来月は200万円……などあらかじめ金額を決めて、コンテンツを計画的に作っています。全体の予算が決まっていれば、おのずと発売できるAVの本数も決まりますね。AVメーカーによって本数は異なりますが、平均して月1本から20本ぐらいリリースがあるメーカーが多いようです。
もしあなたがAVメーカーのA社に所属したとします。A社が月に2本のAVをリリースするとしましょう。そうすると月に2回しか、あなたはAVの仕事ができない計算になります。
しかしあなたがAVプロダクションに所属していたらA社だけでなくB社、C社など業界を横断して、たくさんの会社とお仕事ができます。どちらが稼げるかは一目瞭然ですね。

AV事務所に所属するメリット

AVプロダクションの本業はAV女優をマネージメントするプロフェッショナル集団です。長年の経験、実績も兼ね備えている会社も多数存在します。
先に述べたようにAVプロダクションは、AV業界すべてのメーカーと取引をしています。もちろんAV女優を募集するAVメーカーとも取引をしています。しかしAVメーカーに所属したら選択肢は一つだけ。
既にAVプロダクションに所属した方が圧倒的に稼げることは理解できたと思います。しかし、なぜこのことはインターネットにはないのでしょうか?それはAVメーカーとAVプロダクションの圧倒的な力の差(パワーバランス)があるからです。
もともとはAVメーカーとAVプロダクションスカウトマンは同じだけの力を持っていました。しかし最近では、AVメーカーの力が強くなり、AVメーカーがお願いしたことにAVプロダクションやスカウトマンはNOと言えなくなってきているのです。「だったらAVメーカーに所属したほうが有利じゃないか」と思われがちですがそれは間違いです。

まとめ

AV女優としてできるだけ長い間、たくさん稼ぎたいのであれば、AVプロダクションに所属されることを筆者はお勧めします。「AV女優入門」はAV事務所、AVメーカー、スカウトマンに忖度せず、常に公平中立の立場でお話しできる業界唯一のサイトです。いろいろな考え方もあると思いますが、ぜひお仕事選びの参考にしてみてください。

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