AV事務所以外の運営社がAV事務所を装って、モデルを募集しているサイトがあります。
大切なのはそのようなサイトを見分け、選ばないことです。
他社の悪口を言っているHPは要注意
ひとつめの特徴として、そのような会社は自社のページで堂々と同業他社を悪く言ったり、誹謗中傷をしていることが挙げられます。そして同業他社の悪口を言うサイトは、AV事務所ではありません。
その理由は次の通りです。
現在のAV業界では、正規のAV事務所と認められているものは合計78社あります。
その内訳は一般社団法人日本プロダクション協会(JPG)に所属しているのが44社、第二プロダクション協会(SPA)に所属が34社、そしてフリー女優連盟です。(2019年2月18日現在)
これら78社の正規のAV事務所、定例会など横のつながりがあります。常に顔を合わせている知り合いで、業務上も協力関係にあると言って良いでしょう。
ここで考えてみてください。そのような協力関係にあるプロダクション協会の組合員同士が果たしてインターネットでお互いの悪口を言い合うでしょうか?
常識的に考えて、同じ仲間のAV女優同士がお互いのことをネット上で悪口を言いませんよね。(心の中では個人的にどう思っていても…)
つまり他の事務所の悪口を言っている= 正規のAV事務所ではない、ということがわかります。
スカウトマンを否定するサイトも注意!
さらに注意しなければならないサイトもあります。
それは路上スカウトマン、スカウト行為を全否定しているサイトです。そしてそういったサイトはAV事務所ではない可能性が高いと言えます。
話は少しそれますが、AV女優になるには次の2通りの方法があります。
- AV女優になりたい女性、自らの応募
- スカウト会社・スカウトマン(個人)からの紹介
確かに「迷惑防止条例」が制定されてから、駅や繁華街などでの路上スカウトは法律で禁止されています。
とはいえ、もともとスカウトマンはAV事務所のひとつの部署としてできたもの。つまりスカウトマンと付き合いがないAV事務所というのは、存在しません。わかりやすく言えば、「AV事務所=スカウト会社」といっても良いでしょう。
AV事務所がクライアントであるメーカーへモデルを売り込みに行くためには、スカウト会社やスカウトマンからモデルさんを紹介してもらうこともあります。いわばスカウトマンから「仕入れ」るわけです。
そしてスカウトマンにとっても、自分たちでスカウトした女性を紹介するAV事務所がなくては困りますし、AV事務所もスカウトマンから紹介してもらわなくては困ってしまいます。
AV事務所とスカウトマンは、いわばお互いなくてはならない関係とも言えます。
話をスカウトマンを全否定するサイトに戻します。多くの人が閲覧するインターネット、つまり公の場で「なくてはならない関係」の相手を全否定することはありえるでしょうか。全否定をして悪口を言えるのは、はじめからその関係がないということ。そのことを自分から言っているようなものです。
つまりここで「スカウトマンを否定している=AV事務所ではない」ということがはっきりわかりますね。
狭い業界で同業他社の悪口を言う事務所は避けるべき!
そもそもこの狭いAV業界で、同業他社や関係会社のことを公の場で悪く言うことは、人格的にも問題があるはず。
少しでも違和感を感じたら、問い合わせや応募するのを控えることをオススメします。