面接は絶対に避けられない
どんなお仕事でもアルバイトでも、始める際には必ず採用面接があります。特に高収入系や接客業(AV、キャバクラ、風俗)では面接はとても重要です。
最近では、オンラインでの面接もあるようですが、最終的には所属する会社や事務所に出向くことになります。イヤといっても変えることはできないのがつらいところ。ここではまず「なぜ面接がイヤなのか」について考えてみましょう。
なぜ面接に「不安・緊張・恐れ」を抱くのか
そもそも面接に、不安や緊張はつきものです。特にAV事務所、AV女優になるための面接となれば、なおさらです。さらにどんな会社なのか、面接する人はどんな人なのか、あぶないことはされないか……など考えれば考えるほど、不安になることもあるかもしれません。
不安とは、なにかが気がかりで落ち着かない心の状態のこと。緊張とは、カラダや心が張りつめた状態にあること。そして恐怖は、こわいと思うことやその気持ちを指します。
いずれも原因は「知らないこと」です。知らないところに行く、知らない人に会う、知らない仕事をする……3つも知らないことがあるのですから、面接に対して重い気持ちになるのは当然のこと。逆に日々、通い慣れているところに行くのであれば、不安や緊張、恐れの感情はないはずです。
知識があれば面接も怖くない!
つまりAV事務所への面接に「不安・緊張・恐れ」を抱くのは、はじめてだからです。逆にはじめてでもある程度、知識があればそれらのネガティブな感情は軽減されていくはずです。
AV女優になる方法は主に3とおりあります。
- 自らAV事務所を探して応募する
- AV業界関係者・関係サイト(AV女優も含む)にAV事務所を紹介してもらう
- スカウトマンからAV事務所を紹介してもらう
この中で、AV業界関係者(AV関係サイト)など中立の立場にいる人の話を聞くのが信憑性が高いと思います。
不安解消その1:AV事務所のことから教えます!
AV事務所ってなに?
当然ながら、AV女優になるためにはAV事務所へ面接に行くことが正解です。
AV事務所は女優さんを営業し、管理する会社のことです。(AVプロダクションとも呼びます)AV事務所は芸能界でも事務所と同じ役割を果たしていると考えても構いません。ただ芸能事務所には、女優さんも俳優(男優)さんも所属していますが、AV事務所にはAV女優さんしか所属していません。AV男優は基本的にフリーのため、事務所に所属はしないのです。
またAV事務所では、アダルトビデオの撮影も行いません。つまりAVメーカーやAV制作会社はAV事務所ではないので、AV女優になるための面接は行っていないのです。
なかでも東京にあるAV事務所に直接、面接に行くことをオススメします。地方支社のある事務所もありますが、AVの撮影のお仕事は都内が中心であるためです。
面接に行く前には、メール、LINE、電話でアポを取って担当者と日時を決めます。AV事務所は、女優さんのことを考えてほとんどが渋谷・新宿・池袋などアクセスの良い場所にオフィスがある場合も多いです。事務所といっても一般の会社と変わりません。女性スタッフも大勢、働いてます。
AV事務所が怖くない理由
なによりAV事務所はAV女優さんの味方です。所属している女優さんに長く、たくさんのお仕事をしてもらうためにマネージメントをするのがAV事務所の役割ですから、いきなり面接時に脅すことは絶対にあり得ません。
かつては、AV事務所というと「うさん臭い」「怖い」という悪いイメージがありました。しかしそれらは完全に過去のものとなっています。
現在のAV業界では、すべてのAV事務所は「AV事務所協会」に加入していることが活動条件となっています。
その内訳は下記のとおりです。
- 一般社団法人日本プロフダクション協会(JPG)44社
- 第二プロダクション協会(SPA)35社
(2019年7月2日版)
なにか問題を起こせば、協会の除名処分となり、二度とAV事務所の運営ができなくなる可能性もあります。つまり上記のいずれかAV事務所協会に所属している事務所に入れば、トラブルも無縁ということになります。
自分のカラーにあった事務所を見つけよう
また最近では、それぞれの事務所が特徴や特性を全面に活かして営業しています。
具体的には、
- 単体女優を売り出すのが得意な会社
- キカタンを売り出すのが得意な会社
- 企画女優を売り出すのが得意な会社
- 熟女女優を売り出すのが得意な会社
- 女優さんのキャラクターを生かした売り方を得意としている会社
- 大手AV事務所
- 敢えて少数精鋭で勝負しているAV事務所
すべてを網羅しているという事務所は極めて稀で、どれかひとつに特化している事務所が多いのが現状です。
事務所を選ぶ際には、自分がどの事務所のカラーに合うのかを考えながら見つけてもよいでしょう。決められない場合は、上記でも述べたようにAV業界関係者・関係サイト(AV女優も含む)で情報を集めてみてはいかがでしょうか。
不安解消その2:これでAV女優面接の流れが丸わかり!
何はなくともまずは身分証明書!
まずAV女優になるための最低条件は、18歳以上であることです。18歳でも高校3年生はAV女優になれません。そしてパスポートか免許証のどちらかをすでに持っているか、取得が可能な女性になります。マイナンバーカード、住基カード、保険証、外国人登録証は身分証明証としては認められていません。
もしも「それでも可能」というAV事務所があったら、それは正規のAV事務所ではありませんので注意が必要です。身分証明書の確認をしない事務所は絶対に存在しません。仮にもしあったとしても絶対にお仕事をしてはいけません。「甘い・ゆるい」会社ほど危険と考えてOKです。
逆に事務所によっては、免許証かパスポートをすでに持っていないと面接すらしてくれないところもあるので、事前に確認をしておくのが良いでしょう。
面接時にこれだけは守りたいこと
履歴書や職務経歴書は必要ありません。面接なので、メイクや身だしなみはきちんとしておくこと。格好はいつものアナタらしい服装でOKです。面接といってもスーツを着ていく必要はありません。
そして約束の時間には遅刻しないことが大切です。遅刻やドタキャン、日程の変更は印象が悪くなり、その後の営業活動にも悪影響を及ぼします。もちろんどうしても、やむを得ない場合もありますが、はじめから無理をせずにスケジュールを組むことがオススメです。
AVの面接は、一般のバイトと比べてカジュアルですが最低限の常識は守りましょう。
気になる当日の流れ
当日、事務所に行くとまず、面接ルームに通されます。そこで身分証明書のチェック後にプロフィール用紙に必要事項を記入します。面接はこのプロフィール用紙に沿って進められます。外部には漏れない面接用の資料なので、正確な情報を記入しましょう。またお仕事をしない場合は、このプロフィールカードを返してもらうことがオススメです。
面接時、ご本人の希望が無い限り、その場でお仕事をしてもらうことは絶対にありません。当然ながら、いきなり触られたり、エッチなことをされることはありません。ただヌードのお仕事ですので、本人合意の上、簡単なスタイルチェックやヌード写真や動画の撮影はあります。これはその後の営業戦略を練るために必要な作業ですが、どうしても抵抗がある人はその場で伝えるほうが良いでしょう。
面接に合格したら、当日もしくは数日後に専用のフォトスタジオでプロのメイクやカメラマンによる営業用の写真撮影があります。この写真を宣材写真(せんざいしゃしん)と呼びます。
お仕事の内容はご自身で選べます。くれぐれも強制したり強要をすることはありません。また撮影やスタジオ代の諸費用、事務所への登録料は不要です。