アナルセックスはAVで人気のプレイ
昔から行われていたアナルセックス
「ハードSM」「スカトロ」と並んで三大NGの一つに数えられているのが「アナルセックス」です。
そして、他の2つに比べると、解禁するAV女優が多いプレイでもあります。
アナルセックスは、文字通りにアナル(肛門)にペニスを挿入されるセックスのことです。
本来は入れるべきではない場所に入れるということで、変態行為と思われることの多いアナルセックスですが、実は紀元前から行われていたという記録も残っており、古代ギリシャや古代ローマでは、むしろ普通のセックスの方が動物のような行為で、アナルセックスの方が人間がするべき行為だ、などと言われていたそうです。日本でも江戸時代までは盛んに行われていたようです。
そしてAVでも、黎明期の80年代からアナルセックスを描いた作品は作られています。
話題になったドラマ「全裸監督」に登場した伝説のAV女優・黒木香も大ヒット作「SMっぽいの好き」の中で、アナルセックスを見せています。
アナルセックスは人気のジャンル
それまでNGだったプレイに初めて挑戦する作品ではタイトルで「解禁」とうたうのですが、数多い解禁モノの中でも最も人気の高いのが「アナル解禁」です。
女性にとって膣以上に恥ずかしい場所であるアナルに挿入するということで、興奮する男性が多いのです。
本来は入れるべきではないところに入れるという背徳感や凌辱感から、SMモノやレイプモノでも、アナルセックスは重視されています。膣だけではなく、アナルまで犯されてしまうという姿にサディスティックな感情を刺激されて、興奮するのでしょう。
このようにアナルセックスはAVの中でも人気のジャンルです。
つまり、アナルセックスが出来るか、出来ないかで仕事の幅も左右されるということです。
アナルセックスが出来る女優は、その分仕事も多くなるのです。
もし挑戦してみたいという気持ちがあるなら、やってみて損はしないでしょう。
アナルセックスには準備が必要
肛門は、もともと異物を挿入する場所ではない分、ペニスを挿入するのは簡単ではありません。
無理やり入れようとすると、苦痛なだけではなく、傷がついたり、裂けてしまうなど、ダメージを負ってしまいます。それが原因で痔になってしまうこともあります。
アナルセックスに抵抗がありNGにしている女優の中には、AVデビューする前にプライベートで挑戦して痛かったから、と言う人がいます。
しかし、それは相手がアナルセックスのやり方をよく知らなかったからでしょう。アナルセックスをするには、事前の準備が欠かせないのです。
まず、挿入の前に拡張を行います。これは肛門を拡げる作業です。クリームや潤滑油を使って、ゆっくりと指などを挿入して、窄まりを拡げていきます。
これは男優がやってくれることが普通ですが、アナルセックスに慣れた女優の中には自分で行う人もいます。
膣とは違って、どんなに興奮しても愛液は出ないので、潤滑油は必需品です。また素人は愛液を潤滑油がわりに使おうと考えがちですが、それでは滑りが足りず、苦痛を与えたり、傷つけてしまうことになります。
それでも痛みを感じることも
AVの撮影においては、女優の体に極力負担をかけないように細心の注意を払っています。アナルセックスにおいても、十分な準備をした上で行い、挿入の際も、男優は苦痛を与えないような動きを考えています。
しかし、それであっても、本来は異物を入れるべき場所ではないのが肛門です。どんなに注意を払っても、苦痛を感じてしまうことはあるでしょう。また、もともと肛門が小さかったり、傷つきやすいなど、向いていない人も存在します。痔を持っている人などは、当然無理でしょう。
現在のAV業界では、女優が嫌がる行為を無理やり強要することはありません。
もし出来ないというのでしたら、きちんとNGにするということが大切です。
とはいえ、やはり仕事の幅を広げる上で、アナルセックスが出来た方が有利なのも事実。行為自体に恐怖を感じていると、その部分が固くなってしまい、痛くなる結果になります。偏見を持たずに、ポジティブな気持ちで受け入れれば、アナルセックスも怖くない、かもしれません。