AV女優を一度辞めてから、またAVに復帰することはできますか?
AV女優を一度引退しても、また業界に戻ってくる女性は珍しくありません。復帰自体は歓迎されるのがAV業界なのです。ただし、その後も続けられるかは……。
再びAVの世界に戻ってくるAV女優たち
一度引退したAV女優が復帰するということはよくあります。
最近では、痴女系のハーフ美女として人気だった晶エリー(大沢佑香)さん、ロリ系女優として活躍した愛須心亜さん、人気単体女優であった初音みのりさんなどが復帰を果たしています。
AV女優の中には、短い期間で何度も引退・復帰を繰り返している人もいますし、十数年のブランクを経て復活を果たす人もいます。
引退する理由も様々ですし、復帰する理由も人それぞれに違うわけですが、AV女優は比較的復帰のしやすい職業とは言えるでしょう。
もちろん、引退の時にトラブルを起こして、多くの人に迷惑をかけている人の場合は、再デビューを引き受けてくれるAVプロダクションもなかなか見つからないという場合もあるのですが……。
引退の時に所属していたプロダクションをきちんとした形で辞めておくことは、再デビューの時にもメリットとなるのです。
あの伝説のAV女優が熟女女優として復帰
単体女優や企画単体女優などで人気の高かった女優の場合、引退前の名前そのままで復帰するのが普通です。
その際には、復帰作に大々的に「復活!」とうたうことが多いようです。人気女優の復帰は注目を集めるので、ヒットが期待できるからです。
中には80年代、90年代に美少女系女優として活躍していた人気AV女優が、熟女として復活することもあります。
現在は、熟女市場も活気があるので、復帰の時にある程度の年齢を重ねている場合でも、熟女として活躍することができます。
80年代に大人気だった小森愛さんや松本まりなさん、沙羅樹さん、90年代を代表する女優である麻生早苗さん、瞳リョウさんなども熟女として復帰して人気を博しました。
ただし、以前の名前の使用権の問題で、復帰にあたって別の芸名に改名を余儀なくされる場合もあるようです。
全く別の新人AV女優としてリスタート
また、以前活動していた過去を一切なかったことにして、新たな別の新人女優として再スタートを切るという場合もあります。
これは、特に単体女優はデビュー作が最も売れるということもあり、ユーザーとしても新鮮味があるため、リセットしての再デビューは大きなメリットがあります。
ただ、以前の活動時があまり知名度がなかった場合はいいのですが、有名女優だった場合は、ファンもさすがに気づいてネットなどで話題となることがあります。
しかし、再デビューであることが、周知の事実であったとしても、あえて知らんぷりで、新人として押し通す場合が多いようです。
また、前述のように都合で以前の芸名が使えないことから、仕方なく新規の芸名を使って再デビューというケースもあります。
いずれにせよ、現在はすぐに調べ上げるネットユーザーがいるため、再デビューであることを隠し通すのは難しいのですが、特に気にしないようにするのがよいでしょう。
ただしAVへの復帰はそう甘くはない
かつてどんなに人気があったとしても、復活で話題になるのは、1~2作だけというのも現実です。
その後は、現在活躍している女優たちの中で、実力で勝負していくことになります。
AV女優のルックスのレベル、スキルのレベルは年々上がっていますので、以前に活動していた頃よりも、努力しなければ勝ち残っていくのは難しいでしょう。
また、10年20年という長いブランクがあった人はもちろんですが、わずか2~3年でも、業界の状況はどんどん変わっています。
特に近年のAV不況により、制作現場の状況はかなり厳しくなっているということも、予め認識しておかなくてはなりません。具体的に言えば、ギャラの相場は下がり、要求されることは増えています。
復帰すること自体は難しくはないでしょうが、その後も続けていくことは、そう簡単ではないというのが現実なのです。