タトゥーが入っているとAV女優になれませんか?
ファッショナブルな自己表現として注目されているタトゥー。入れている女性もだんだん増えてきました。しかし、AV女優という仕事においては、あまり好まれるものではないのです。
身近なものになってきたタトゥー
以前に比べてずいぶん身近なものになってきたタトゥー。ミュージシャンやタレント、スポーツ選手でも、タトゥーを入れる人が目立ってきました。
海外、特にアメリカでは40歳までの大人の4割がタトゥーを入れているという調査結果があるほど、一般的になっています。
タトゥーが入っていると、セクシーなファッションをした時にグッとインパクトが強まりますし、デザインや言葉によって自己表現することもできます。
日本ではまだまだネガティブなイメージが強く、温泉やプールなどの公共施設で入場が断られたり、就職の障害になったりすることがあります。
そんなデメリットがあっても、タトゥーを入れたいと考える人は多く、近年では女性の間でもタトゥーは広がりを見せています。ネット検索のデータでは、女性の方がタトゥーに対して興味が強いという結果も出ているそうです。
AV女優にとってタトゥーはマイナス
しかしAV女優として、タトゥーが入っていることはマイナスになるのでしょうか?
残念ながら、それはイエスです。現在の日本のAV業界ではタトゥーは好まれません。
その理由としては、特にAVユーザーには保守的な人が多いことが上げられます。AV女優に対しても、清楚なイメージを求めるところがあり、煙草を吸っているというだけで、激しく叩かれてしまうほどです。ボディピアスやなども同様です。
タトゥー=不良という印象が強く、小さいワンポイントタトゥーが入っているだけで「萎える」と言われてしまうのです。
清楚系、ロリ系などのキャラクターで売っていこうとするならば、それは致命的なマイナスポイントになります。
また、ドラマ物などで演じられる役も限定されてしまいます。清楚な少女、貞淑な人妻、真面目な女教師といった役で、タトゥーが入っていると、世界観がぶち壊しになってしまうと考える人は多いのです。
タトゥーがプラスになるAV作品もあるが
ただし、一部ではそのタトゥーが認められるAV作品もあります。
女王様物や一部のギャル物では、キャラクターにマッチしているということで、タトゥーもOKなのです。また「極道の妻」というような設定であれば、タトゥーどころか、昔ながらの入れ墨も効果的ということになります。
さらに、タトゥーが入っていること自体を売りにするAV作品もあります。こんなにすごいタトゥーが入ってる女性がいる、という切り口のAV作品です。その場合は、派手であればあるほど喜ばれるでしょう。
しかし、こうしたAV作品はせいぜい1〜2本しか出すことは出来ません。タトゥーの入っている女性に興奮するというユーザーもいるにはいるのですが、日本ではあまり多いとは言えないマイナーなフェチなのです。
やはり、タトゥーが入っていることで、仕事が制限されてしまうのが現実です。
もしあなたがAV女優としてやっていこうと考えているのであれば、少なくとも引退するまではタトゥーは控えた方がいいでしょう。
タトゥーが入っていても人気AV女優になれる?
それではタトゥーが入っていると、絶対にAV女優として成功できないのでしょうか。実は、タトゥーが入っているのに、売れっ子になったAV女優は何人もいるのです。
タトゥーが、ワンポイントなものだったり、小さいものだったりすると、コンシーラーという化粧品である程度隠すことが出来るのです。本来は目の下のクマやシミなどを隠すための肌色のクリームなのですが、タトゥーを隠すにも効果的です。
AVやグラビアでは、まったく見えてないので知られていないのですが、実はタトゥーが入っているというAV女優さんは、意外に多いのです。
そうはいっても、タトゥーをコンシーラーで隠すのは時間がかかりますし、撮影中にだんだん見えてきてしまい、中断して塗り直すというようなこともあります。手間も時間も余計に必要となってしまうのです。
AV女優にとっては、やはりタトゥーは避けた方がいいと思われます。