AV女優はAVビデオをたくさん見ないといけない?
AV女優は自分のAV出演作を見るのか、見ないのか。ちょっと気になりませんか? 実際調べてみると……。
女性もAVビデオを見るようになったのは?
最近のAV女優に話を聞くと、学生の頃からたくさんAVビデオを見ているという人が多いようです。
昔は女性がAVビデオを見るということは、あまりなく、せいぜい彼氏とラブホテルに行った時に見たことがある、といった程度で、AVビデオについての知識もほとんど無いのが普通でした。
これは、やはりインターネットやスマートフォンの普及により、誰でも簡単にAVビデオが見られる環境になったことが大きいのでしょう。以前は、DVDショップやレンタルビデオ店のAVコーナーに行かなければAVビデオを入手することは難しく、女性にとってはハードルが高かったのです。
しかし、今は未成年の頃から(本当はいけないのですが……)AVビデオに親しんでいたという女性がかなりいるのです。
そうした環境が、現在のようにAVに対するポジティブなイメージを女性が持つような風潮につながっているのでしょう。
AVビデオを見て熱心に研究するAV女優
自分の出演したAV作品は、すべて自分で購入して見ているというAV女優もいます。出演作はAVメーカーからもらえることも多いのですが、あえて自分で購入(直にDVDショップに買いに行く人も!)する人もいます。
どのように撮影されていたか、どう編集されているのか。AVの現場ではわからないことが多いので、気になるのでしょう。
演技や映り方などをチェックすることで、今後の撮影に生かすなど、勉強として見る人も多いようです。それぞれのAV監督(デレクター)の特徴などもわかります。
また、自分が出ていないAV作品でも、どんな演技をすればいいのかの参考にするためにたくさん見ているという人もいます。
特に自分でリードしたり、淫語を言わなければならない痴女プレイに関しては、他のAV女優のプレイが参考になるということで、痴女系AV女優に勉強熱心な人が多い印象があります。中には、いい淫語を書き留めたり、テクニックを図入りでメモしたりと、勉強用のノートを作っている人までいます。
出演作は恥ずかしくて見られない人も
とあるAV女優は、もともとマニアと言ってもいいほどにAVが好きで、それが講じてAV女優になってしまったそうです。そのため、今でも毎月何万円もAV作品購入に費やしているとか。販促イベントにも通うそうです。
また自分が出演したAV作品を見て、撮影の時の気持ちよさを思い出しながらオナニーするというAV女優もいます。快感をリアルに思い出せるのが最高なのだそうです。
このように、自分の出演作を見るのが好きだというAV女優がいる一方で、自分の出演作は恥ずかしくて見られないというAV女優も多いようです。
よく聞くのが、動画サイトなどでサンプル映像だけを見る、あるいは全体を見るけれど、カラミのシーンだけは早送りで飛ばしてしまう、という話です。自分が感じている表情や声は、恥ずかしくてとても見られないということです。
出演作、見た方がいい?見ない方がいい?
色々話を聞いてみたところ、自分の出演作を見るAV女優と見ないAV女優は、だいたい半々くらいの割合のように感じます。
単体AV女優は見ない人が多く、企画単体AV女優は見る人が多いという印象でしょうか。
どのように映っているかを確認し、以降の撮影の参考にするという意味では、自分の出演作をちゃんと見るAV女優の方が、勉強熱心で仕事に真摯な態度だと言えるでしょう。
しかし、実際には、長年高い人気をキープしているようなレジェンド級のAV女優には、自分の出演作は一切見ないという人も多いのです。
あるレジェンドAV女優は、「見てしまって、恥ずかしくてイヤになってしまったら、AV女優の仕事を辞めたくなるかもしれない。だから、私はAVの仕事を続けたいから見ないんです」と語っていました。他のAVも、ほとんど見たことがないそうです。でも、そのAV女優は、どんなAV作品でも、いつも素晴らしい演技を見せています。
研究することがプラスになる人もいれば、見ないことがプラスになる人もいる。
結局のところ、自分の出演作を見た方がいいのかどうかも、人それぞれのタイプによるようです。